オススメ棋書

矢倉の勉強のオススメ棋書を紹介!(級位者向け)

矢倉は、いつの時代も根強い人気をほこる戦法です。

攻め・受けにすべての駒を使う矢倉は、「将棋を指してるな~」という充実感を与えてくれます。

しかし、矢倉の本は内容が難しいものが多いです。

そして、有名な本=級位者にも使いやすい本、でもありません。

矢倉の有名な本として、

  • 矢倉の急所(森内俊之著)
  • 現代矢倉の思想(森下卓著)
  • 変わりゆく現代将棋(羽生善治著)

などがありますが、これらはアマ三段くらいは無いと、読んでも理解するのが難しいでしょう。

せっかく本を買ったのに理解できない、もう矢倉は指したくない…

そんな思いをしたことがある級位者の方に向けて、オススメの本を2冊厳選しました。

[box class="box26" title=こんな方に読んでほしい]

  • 矢倉の形は分かるけど、組み方や駒がぶつかったあとの戦い方が分からない方
  • 矢倉の本を読んだけど、難しすぎて挫折したことがある方

[/box]

初段に勝つ矢倉戦法(森下卓著)

矢倉戦法といえばこの人、森下卓九段の著書です。

級位者向けの矢倉入門書として、とても使いやすい1冊です。

アマチュアの将棋でも出やすい、

  • スズメ刺し
  • 矢倉棒銀
  • 矢倉中飛車

などの駒組みと基本的な戦い方を解説しています。

最新のプロの将棋や、アマチュア高段者では現れない形でも、初段くらいまでの方であれば今でも十分に通用する指し方です。

矢倉の堅陣に玉を囲い、飛車角銀桂&香で相手陣に総攻撃を仕掛ける楽しさを感じていただけるはずです。

なお、「初段に勝つ矢倉戦法」では、飛車先をつきこす(先手なら▲2六歩→▲2五歩まで指す)指し方が紹介されています。

この本が出た当時(2003年)、飛車先をつきこす矢倉は、プロの公式戦ではほぼ現れず、いわゆる「オワコン」でした。

しかし、現代(2020年代)では飛車先をつきこす矢倉がメインに

時代がめぐって、本の中身と今の将棋の流行がマッチしたのです。

よって、この本は棋力が向上しても使い続けることができます。

矢倉をこれから始めてみたい方に、オススメの1冊です。

矢倉の基本 駒組みと考え方(西尾明著)

本格派の居飛車党、西尾明先生の著作。

こちらも「これから矢倉を指そう」という方には非常にオススメの1冊です。

森下先生の本と同じく、矢倉の様々な形の組み方・攻め方を分かりやすく解説した本ですが、加えて次のような特長があります。

  • 攻め・守りの考え方まで示している
  • 扱っている戦型が広い
  • 比較的新しい(2017年)

森下先生の本と比べると、ややマニアックな内容も含む分、レベルは上がります。

そのため、森下先生の本の後に読むと、理解が進みやすいでしょう。

また、「矢倉の基本 駒組みと考え方」は、急戦矢倉についての解説が豊富なので、

  • 右四間飛車
  • 矢倉中飛車
  • 米長流急戦矢倉

などの急戦系の将棋を指してみたい方は、ぜひ「矢倉の基本 駒組みと考え方」を読むと良いでしょう。

矢倉のくずし方は連盟のコラムを!

ここまで紹介した2冊は、主に駒組みと攻撃方法を解説した本です。

しかし、矢倉で勝つためには「相手の矢倉のくずし方」を勉強しなくてはなりません。

手筋をまとめた本もありますが、私のオススメは日本将棋連盟Webサイトのコラム

矢倉の崩し方(日本将棋連盟)

阿部光瑠先生監修のもと、何と100本以上の記事がアップされているのです。

内容も、矢倉くずしの基本を身につけるのにとても役立つものばかり。

こんな素晴らしい、しかも無料のコラムが、なぜもっと目につくところに掲載されていないんだ!と突っ込みたくなる気持ちはありますが、ともあれオススメの記事です。

全て読む価値ありです。

皆さまのオススメする矢倉本があれば、ぜひコメントやTwitterのDMで教えていただけると嬉しいです。

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