日本将棋連盟の支部会員の特典を解説!将棋ファンならぜひ加入しよう!

こんにちは。

日本将棋連盟公認の「将棋普及指導員」をしております、きゃべ夫と申します。

普段、将棋を観たり指したりして楽しんでいる方は多いと思いますが、将棋ファンの皆様は「日本将棋連盟」がどのような団体であるかはご存じでしょうか。

 
扇子くん
プロ棋士が所属している団体…ですか?
 
きゃべ夫
イメージはそれで合ってるよ。日本将棋連盟は日本唯一のプロ棋士の団体で、将棋の普及発展、技術向上を目的に、プロ棋界の運営を行っている団体です。
上で述べた通り、日本将棋連盟は棋道の発展をミッションとして活動している団体(公益社団法人)です。
しかし、日本将棋連盟の活動のみでは、地方まで含めた全国規模での普及活動に限界があります。
そこで、地方棋界の振興・発展のためのアマチュア団体として「日本将棋連盟支部」という組織がつくられています。
あわせて、会費を納めることで様々な特典を受けることができる「支部会員」という制度があります。
2019年5月20日時点の情報ですが、全国には675個の支部があり、支部会員数は17,000名弱にのぼります。
 
扇子くん
将棋愛好家の方は全国にたくさんいらっしゃるんですね!
今回は、支部会員の種類と、会員になるとどのようなメリットがあるかを解説いたします。
なお、全国の支部一覧は、日本将棋連盟のWebサイトに公開されていますので、お近くの支部を探したいときにはそちらを参照して下さい。

支部会員の種類

支部会員には下の図のように3つの種類があります。

会員種別ごとに、年会費や受けられる特典が異なります。

なお、いずれの種別でも、会員であることを示す「会員証」がもらえます。

支部会員

最もベーシックな会員種別で、会費も年3,000円と比較的リーズナブルです。

初めて会員になる方や、どの種別がいいか悩むような方は、この「支部会員」に加入するのが良いでしょう。

支部特別会員

支部会員に加えて、更にいくつかの特典が追加されたワンランク上の会員種別です。

値段は支部会員と比べて高めですが、定価で5,000円ほどする「将棋年鑑」がついていることを考えてると、割高な感じはしません。

毎年、将棋年鑑を買っている方でしたら、「支部特別会員」がオススメです。

将棋世界支部会員

こちらは、基本的には「支部会員」と同じ特典が受けられますが、それに加えて、毎月自宅に「将棋世界」(日本将棋連盟発行の月刊誌)が送られてくるという会員種別です。

毎月「将棋世界」を読んでいる方は、「将棋世界支部会員」がオススメです。

支部会員になる方法

基本的には、その支部に問い合わせることで会員になれます。

ただ、情報保護の観点から、インターネット上では支部の連絡先が無い場合があります。

そのようなときは、インターネットの検索エンジンや、Twitterで検索してみましょう。(Twitterで、支部のアカウントが作られている場合があります)

それでも不明なときは、普及指導員一覧(リンクはこちら)を見て、お近くの指導員に問い合わせてみても良いでしょう。

支部会員が受けられる特典

支部会員の種別を見てきました。

ここからは、支部会員になることによって受けられる特典をご紹介します。

最初にお伝えしますが、かなりおトクです。

将棋ファンの方ならきっと満足する特典だと思います。

特典1:将棋手帳が届く!

日本将棋連盟オリジナルの「将棋手帳」が毎年送られてきます。

↑こちらは外装。最新版は緑色で上品な感じです!

↑スケジュール欄。月間と週間の両方があり、普通の手帳としても便利に使えます!

↑棋士一覧も。

今では考えられないことですが、昔はここに棋士の住所などが載っていた時代もありました

特典2:支部ニュースが届く!

年3回、支部会員限定のニュースが届きます。

ここでしか読めない講座や、アマ大会のレポート、懸賞詰将棋など充実の内容です。

特典3:支部名人戦に参加できる!

将棋を指すのが好き!という方にとっては、これが一番の特典かもしれません。

支部会員のみが参加できる「支部名人戦」という大会が、毎年開催されております。

個人部門と、3人でチームを組んで戦う団体部門がありますが、この団体部門が面白い。

団体部門には、「アマチュア四段以上の免状保持者は出場できない」というルールがあるのです。

きゃべ夫
簡単に言うと、アマの主要大会(アマ竜王・アマ名人など)で県代表を経験したことがある人は出られないということなんです。

アマ竜王戦などの全国大会に県代表として出場すると、それだけで自動的にアマ四段以上の免状が付与されるため、県代表経験者は団体部門には出場できません。

裏を返せば、個人では県代表を狙うのが難しいレベルの人でも、「団体部門」であれば全国大会に進める可能性が多いにあるのです。

私もこの「団体部門」で1度、県代表になったことがあります。

私個人としても、支部会員になるメリットのイチオシは、この「支部名人戦の出場権」です。

特典4:各種割引を受けられる!

支部会員になると、日本将棋連盟の将棋グッズを購入する際や、将棋会館道場で将棋を指す際の料金(席料)の割引を受けることができます。

また、地域の道場などでも、その地域の支部に加入していれば、割引を受けられる場合があります。

将棋をたくさん指したい方にとっては、これも魅力的な特典です!

特典5:将棋カレンダーが届く!

特典5~7は個人特別会員の特典です。

個人特別会員になると、将棋カレンダーがもらえます。

月めくりで、毎月違う棋士の大きな写真が載ったカレンダーです。

推しの棋士が収録されたカレンダーを見ながら応援すれば、気分もより高まるでしょう。

特典6:将棋年鑑が届く!

毎年8月ごろ、前年度の将棋界で指された主な将棋の棋譜を収録した「将棋年鑑」という冊子が発行されます。

個人特別会員の場合、将棋年鑑が毎年送られてきます。

前年の将棋界を振り返る意味でも、将棋ファン必携の1冊です。

特典7:公式戦を観戦できる!

個人特別会員は、東京・関西の将棋会館でプロ棋士の公式戦を観戦する権利があります。

ただし、いつでも好きな対局を観戦できるわけではなく、観戦希望の場合は、事前に日本将棋連盟への問い合わせが必要になります。

現在は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、当面の観戦がストップしていることが想定されますのでご注意下さい。

特典8:将棋世界が届く!

これは「将棋世界支部会員」のみの特典ですが、毎月2~3日頃に発売される月刊誌「将棋世界」がご自宅に届きます。

「将棋世界」って、本屋さんによって『将棋本コーナー』にあったり、『雑誌コーナー』にあったりして、どこにあるかよく分からないときがあるんですよね…。

定期購読をしていれば、発売と同時に自宅のポストに届きますので、とてもおススメです!

おわりに

日本将棋連盟の支部会員の種類、入会方法、支部会員になるメリットについてご紹介いたしました。
私も、子どものころから色々な支部に入ってきました。
最近は、インターネット上のみで将棋を楽しむ人が増えているように感じますが、リアルの世界で将棋仲間を作り、将棋を楽しむコミュニティも素敵なものです
また、ご紹介した通り、支部会員は様々なメリットを受けることができ、将棋をより楽しめるようになることは間違いありません。
ぜひ、将棋を楽しみ、普及する一員が増えると嬉しいです。
なお、「近くに支部が無い!」という方向けには「個人会員」という制度もあります。
「個人会員」については、別記事でご紹介する予定ですので、ぜひそちらも読んでいただけますと幸いです。

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