将棋ウォーズ・将棋クエストで時間切れに泣くあなたに贈る「早指し奥義」~序盤編~

こんにちは、きゃべ夫です。

皆様、休日の将棋ライフはどのように楽しんでいますか?

私は、将棋対戦アプリ「将棋ウォーズ」・「将棋クエスト」で狂ったように将棋を指しています。

これらのアプリはスマホとの相性がよく、楽しくて何局でも指せますね。

過去には1日70局以上指した日もありました。

もっと指している人もいるでしょうが、「将棋アプリ廃人初段」くらいは名乗っても差し支えないレベルでしょう。

ところで、将棋ウォーズ・将棋クエストには、それぞれ「3分切れ負け」・「2分切れ負け」という超早指しルールがあります。

この切れ負けルールについて、指している方のつぶやきをTwitterで見ていて気付いたことがあります。

「時間切れに泣いている人が多い!!」

上は、私のTwitterのフォロワー様で、高段の方の悲痛な嘆きですが、時間切れで悔しい思いをしている人は棋力にかかわらずたくさんいらっしゃいます。

この他にも、これまでに友人などから私は色々な声を聞いてきました。

友人Aさん
あと1手指せば相手の玉が詰んでいた局面で時間が切れた!!!
友人Bさん
将棋を投げる(投了する)のと同時にスマホも投げたぜ!

断末魔にも似た響きです。

確かに、ギリギリで時間が切れる悔しさは半端ではありません。

センター試験ならばマーク1つ分の差でセンター利用不合格、バスケならば試合終了間際の3ポイントシュートでの逆転、とでも言えましょうか。

そんな悔しさを解消するため、早指し将棋をたくさん指してきた私なりの時短テクをお届けしたい!

ということで、今回は「将棋アプリ廃人初段」のきゃべ夫が「早指し奥義~序盤編~」をお届けします。

(ご注意)
本記事は、指し手の技術的な説明は一切含んでおりません。
あくまで「早指しの奥義」に絞って説明している点を、あらかじめご了承ください。

早指し奥義:序盤編

まずは下の動画をご覧ください。

動画のリンクはこちら!


ここに、今からご紹介する、きゃべ夫式早指し奥義が詰まっております。

ひとつずつ、ご説明します。

奥義1:戦型は振り飛車を選ぶべし!

まずは指す前の戦型選択です。

オススメは「ノーマル三間飛車・ノーマル四間飛車」。

理由は単純で、自分から動く必要が無く、途中までは指し手が決まっており時間を節約できるからです。

居飛車系の将棋は、総じて序盤から神経を使う展開になりがちです。

横歩取りや角換わりといった戦型は、序盤の落とし穴にはまると、例え自分が諦めてなくてもそこで試合終了になります。

その点、振り飛車は安心。

すぐに陣形が崩壊するリスクが少なく、時間を温存して指すことができます。

しかし、級位者の方にとっては「相手の手に乗って反撃する」というノーマル振り飛車の感覚を掴むのが難しいかもしれません。

そのような方は、早石田ゴキゲン中飛車などの「攻める振り飛車」を指すのもオススメです。

奥義2:相手より「先に」指す!

例えば、振り飛車VS居飛車で下図のような序盤戦を進めているときに、このように思いながら指している人はいませんか?

「相手が△8五歩と突いてきたら▲7七角と受けよう」
「相手が△1四歩と突いてきたら▲1六歩と受けよう」

もちろん手はそれでいいんです。
しかし「相手が〇〇と指してきたら」という心構えが危険なのです。

持ち時間がたった2分~3分しかない将棋アプリはまさに戦場です。

相手が歩を突いてくるか?こないか?に神経を使っていると、中終盤を迎える前にメンタルが消耗してしまいます。

ではどうすればいいか?
簡単です。自分から突いてしまえばいいのです。

相手が△8五歩と突いてこなくても▲7七角の一手は無駄になりません。
▲1六歩も同様です。

それならば、このような手はさっさと先に指してしまうことをオススメします。

奥義3:大駒は両手で動かす!

アプリなのに両手で動かすとか、何を言っているんだこいつは?
そう思う方も多いでしょう。

百聞は一見にしかず、先ほど上でご紹介した動画をご覧ください。
これは私が「大駒を両手で動かしている様子」です。

序盤でも大駒を動かす場面は結構あります。

  • 振り飛車を指すときの飛車の横移動
  • 角の交換
  • 居飛車の飛車先交換

これらの動作を、まさか片手の人差し指1本で行っていたりしませんか?

動画で示している通り、いきたい場所にあらかじめ片方の指をスタンバイしておき、もう片方の手で元のマス目を触る。

こうすることで大幅(0.2~0.3秒程度)な時間短縮が可能です。

序盤では、盤上の移動距離が長い飛車・角の移動は両手を使うのが定跡です。

奥義4:「指す指すステップ」を踏もう!

またもや、何をいってるのか分からないでしょう。
分からなくて当然です。

“指す指すステップ”は私の造語だからです。

これは、次の手を指す動作を相手の考慮中に予め繰り返し行っておくことです。

上の動画の後半をもう一度ご覧ください。
指がいったりきたりしていますね。これが“指す指すステップ”です。

相手が指してから駒を触るより、何となく早く指せているように見えませんか?

気のせいなのかもしれませんが「少しでも早く指そう」という気持ちを盤上に込めることは、早指しに臨むうえでとても大切なことです。

おわりに

上のテクニックを使い、数多く将棋を指していくと、序盤で10秒~20秒くらいは相手より消費時間を節約することができます。

これはとてつもなく大きいです。

将棋クエストの2分切れ負けであれば、120秒のうちの20秒です。

持ち時間6時間の順位戦に置き換えると、序盤で1時間も相手に多く時間を使わせたことになります。

とにかく序盤は時間の節約を意識すると、中盤以降の戦いを有利に運ぶことができると言えるでしょう。

次回は、「早指し奥義:中・終盤編」をお届けします。また読んでいただけますと嬉しいです。

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