初段を目指す方に絶対読んでほしい!指導員が厳選したオススメ棋書7選!

将棋の勉強に欠かせないのは、将棋の本(棋書)を読むことです。

今は、多くのプロ棋士が棋書を執筆しており、大型書店の将棋コーナーにいくと、目が回るくらい多くの本が販売されています。

将棋を始めたばかりの方だと、何を選んだら良いのか分からないことでしょう。

そこで、本記事では、将棋を始めてある程度指せるようになってきた方が、アマチュア初段(将棋ウォーズ初段程度)を目指す上で、きっと役に立つであろうオススメ棋書を10冊紹介します。

こんな方に読んでほしい!
  • アマチュア初段を目指す級位者の方
  • 将棋の本を読んで勉強したいけど、どんな本が良いか分からない方
  • 終盤での逆転負けが多く悩んでいる方

好きな戦法や棋風を問わず、どなたにでも参考になる良書ばかりです。

なお、棋書を選ぶ際に気を付けるべきポイントは、別記事にまとめていますので合わせてご覧下さい!

将棋の本(棋書)を選ぶ際のポイントを紹介!

それでは、ご紹介していきます!

1.寄せの手筋200(金子タカシ著)

全ての将棋プレイヤーにオススメしたい1冊が「寄せの手筋200」です。

アマチュア強豪の金子タカシ氏の名著で、本ブログでもたびたびご紹介しています。

問題集形式で、相手の玉を追い詰める「寄せ」のコツが、テクニック別に網羅されています。

将棋は、相手の玉を詰ますことが最終目的ですが、「詰ます」の前の段階として「寄せ」があります。

その「寄せ」を理解することで、将棋は各段に実力がアップします。

中には難しい問題もありますが、初段を目指す方には絶対に読んでほしい名著です。

2.5手詰ハンドブック(浦野真彦著)


続いては詰将棋本。

棋力を伸ばすために、詰将棋のトレーニングは欠かせません。

将棋の駒を頭の中で動かしながら解く詰将棋は、野球の素振りのようなもの。

相手の玉を詰ます終盤だけでなく、序中盤まで含めた全ての段階で「読みの力」を養うことができます。

詰将棋の本は数多くありますが、一番オススメなのは、浦野真彦先生の詰将棋ハンドブックシリーズ。

簡素な形の良問が200問収録されています。

1冊解ききるのに、何分かかるか?とタイムアタックのように取り組むのがオススメです。

3.妙手に俗手、駒余りもあり!実戦詰め筋事典(本間博著)


詰将棋には、

  • 攻め方は最短手数で詰ます
  • 玉方は最長手数で逃げる
  • 持ち駒を余らせない

など色々なルールが存在するのですが、実戦では詰将棋のようにぴったりしたカッコイイ詰みはあまり発生しません。

その点「実戦詰め筋事典」では、とにかく実戦で出てきそうな詰み形に特化した問題集です。

詰将棋ハンドブックで頭の体操をしたら、次は「実戦詰め筋事典」に取り組むと、実際の将棋のイメトレになること間違いありません。

4.羽生善治の終盤術(1)攻めを繋ぐ本


羽生善治九段の名著です。

羽生先生の実戦を題材に、次の一手形式で中盤の終わり~終盤にかけての指し方・考え方を解説している本です。

シリーズは全部で3冊ありますが、第1巻の「攻めを繋ぐ本」から読んでみると良いでしょう。

MEMO

ここまでご紹介した4冊は、いずれも終盤の力を強化する本です。

結局のところ、将棋は玉を詰ますゲームなので終盤力の強化が最も大切です。

詰将棋を解くのが苦手とか嫌いという方は案外多いですが、それではなかなか強くなれないというのが現実です。

5.1手ずつ解説!将棋の筋が良くなる棋譜並べ上達法


棋譜並べとは、棋士などの実戦の指し手の記録(棋譜)をなぞる勉強法を指します。

棋士の棋譜は、各種書籍やネット上で見ることができますが、級位者の方だと「解説が少なくて手の意味が全然分からない…」と挫折してしまいがちです。

そんな悩みを解消してくれるのが、佐藤慎一先生の「棋譜並べ上達法」。

プロ棋士の棋譜を題材に、1手ずつ解説をしているのが特長で、従来の棋譜解説では省略されていた「将棋の基本的な考え方」が丁寧に述べられています。

なお、振り飛車党の方は、振り飛車編を買うと良いでしょう。

6.「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432(日本将棋連盟文庫)

将棋の駒の上手な使い方やテクニックを「手筋」と言います。

本書は、次の一手形式で、全ての駒の手筋を一通り紹介しています。

実際に将棋を指す際にも「手筋を使って何か技をかけられないか?」と考えながら指すのが非常に重要です。

また、手筋を駆使して敵陣を攻略するのは、将棋の醍醐味でもあります。

7.羽生の頭脳シリーズ


将棋界の聖書ともいうべき大ベストセラー。

羽生善治九段が前人未到の七冠独占への道を突き進んだ1990年代に発行されたシリーズで、2010年に文庫化しました。

初版から約30年が経過しており「内容が古く役に立たない」という意見もある本ですが、私はそうは思いません。

詳しくは別記事でご紹介していますのでそちらをご覧下さい。

また、文庫版は全5巻で、以下の戦型に対応しています。

  • 第1巻:四間飛車破り
  • 第2巻:その他振り飛車破り
  • 第3巻:矢倉
  • 第4巻:角換わり・ひねり飛車(相掛かり)
  • 第5巻:横歩取り

ご自身が好きな戦法・指してみたい戦法に応じて買うと良いでしょう。

正直、内容はかなり難しいですが、ずっと使える「将棋の基本」を身に付けたい方には、ぜひ読んでほしい本です。

皆様の棋力向上に少しでも役立てば幸いです。

また、本ブログでは、棋力・戦型など、様々なテーマごとにオススメ棋書を紹介しています。

ぜひ、関連記事もご覧いただけると嬉しいです。

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