将棋界の全体像を図解!観る将の第一歩にこれを読もう!

こんにちは。

日本将棋連盟公認、将棋普及指導員のきゃべ夫です。

将棋の世界にもプロとアマチュアがいることは、多くの方がご存じでしょう。

羽生善治先生藤井聡太先生といったプロ棋士の名前を、ニュース等で目にする機会もあると思います。

しかし、「そもそも将棋のプロとはどのような人を指すのか」はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、将棋の世界をこれから詳しく知ってみたいという方向けに、将棋界の全体像をご説明します。

将棋界の全体像

将棋の世界をざっくりと図解すると下のようになります。

将棋界は、「プロ棋士」「指導棋士」「女流棋士」といった方々と、プロを目指す若者が集う「奨励会」・「研修会」、そして「アマチュア」から成る世界です。

以下、それぞれがどのような組織であるかを簡単にご説明します。

プロ棋士

プロ棋士とは、日本将棋連盟に所属し「棋戦」に参加したり、普及・指導などの活動を行っている人を指します。
2020年4月現在、現役・引退合わせて約200名の棋士がいます。
プロ棋士になるためには、下で説明する「奨励会」を卒業する必要があります。
羽生善治先生や藤井聡太先生はこの「プロ棋士」に該当します。

奨励会員

奨励会員とは、日本将棋連盟の運営する棋士養成機関である「奨励会」に所属している人を指します。

一言で表現するとプロを目指して修行中の身です。

奨励会の一番下の級(6級)で入会するためには、アマチュア五~六段程度の棋力が必要と言われ、入会するだけでも超難関です。

その中でひたすらに勝ちまくり、所定の成績を上げて「四段」に昇段すると卒業(=プロデビュー)となります。
女性初の四段昇段なるか?と注目されている西山朋佳三段は、2020年8月現在はこの「奨励会員」に該当します。
奨励会については、以下の記事で詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧下さい。
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研修会員

研修会員とは、日本将棋連盟の運営する機関である「研修会」に所属している人を指します。
研修会はA~Fクラスで構成され、所定の成績を上げると、奨励会編入の権利などを獲得できます。
イメージとしては、奨励会の下部組織的な位置づけです。(ただし、研修会を経ないと奨励会に入れないわけではありません)
研修会は、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌の5都市にあります。
研修会については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、あわせてご覧下さい。
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指導棋士

指導棋士とは、日本将棋連盟に登録され、将棋普及・振興のための諸活動を行う人を指します。
指導棋士になるには、原則として奨励会を初段以上で退会し、日本将棋連盟に申請を受理される必要があります。(2020年4月現在およそ70人が登録)

女流棋士

女流棋士とは、日本将棋連盟に所属し、「女流棋戦」に参加したり、将棋の普及・指導などの活動を行う人を指します。
女流棋士になるには、研修会で一定の成績を上げる必要があります。
2020年4月現在、現役・引退合わせて約80名の女流棋士がいます。
現在の女流棋界の第一人者である里見香奈先生は、この「女流棋士」に該当します。

アマチュア

趣味で将棋を楽しむのが私たちアマチュアです。

私のような将棋普及指導員もアマチュアです。

将棋人口は全国に1,000万人前後いるというのが通説です。

 
扇子くん
どこからを「将棋人口」として数えるかはあいまいですが…

おわりに

以上、簡単ではありますが、将棋界の全体像をご紹介しました。

将棋を楽しむアマチュアは、全国に1,000万人前後いると言われる中、プロ棋士はわずか200人程度。

将棋のプロ棋士というのは、それだけなるのが難しい職業なのです。

将棋界の仕組みについては、本記事中でリンクを貼った記事でも詳しく紹介しておりますので、ぜひあわせてご覧いただけると嬉しいです。

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