藤井聡太

将棋の藤井曲線って何?実例やできる理由を解説

将棋たのしもう!編集部

将棋のニュースで「藤井曲線」という言葉を聞いたことはありませんか。

藤井聡太先生に関する言葉というのはイメージできますが、実際にどのようなものを指すのかは、将棋ファン以外にはわかりづらいもの。

そこでこの記事では「藤井曲線」とは何かをお話します。

藤井曲線とは

藤井曲線とは「藤井聡太先生が一方的にリードして勝った対局の評価値グラフ」のことです。

「評価値」とは、将棋を指している2人のプレイヤーのどちらが有利かを示す数字。

実際に藤井曲線を見てもらいましょう。

藤井曲線の例①

藤井曲線の例
美しい藤井曲線①

画像出典:藤井聡太対局まとめ

これが藤井曲線です。手が進む(グラフが右にいく)ごとに、藤井先生のリード(赤いグラフの上がり幅)が広がり、そのまま勝っています

藤井曲線の中でも、一度も相手にリードされない(青色の部分がない)ものは、特に美しいとされています。

藤井曲線の例②

もう1例。今後は藤井先生が後手の場合の藤井曲線です。

藤井曲線の例その2。後手でもきれいな曲線を描く。
美しい藤井曲線②

画像出典:藤井聡太対局まとめ

最初は相手が少し有利な部分(青色)がありますが、これは仕方ないのです。なぜなら、プロレベルの将棋だと、最初の方はわずかに先手が有利になるからです

しかし50手目あたりから少しずつ後手の藤井先生がリードし始め、その後は順調に差を拡大して勝っています。これも美しい藤井曲線の例と言えるでしょう。

藤井曲線ではない例

藤井曲線ではない例。
藤井曲線ではない例

画像出典:藤井聡太対局まとめ

最後に「藤井曲線ではない評価値グラフ」も紹介します。

これは藤井聡太先生の逆転勝ちとして有名で、第50回将棋大賞の「名局賞特別賞」を受賞した1局です。

途中で増田康宏先生(青)がリードする場面が続いたのですが、藤井聡太先生が逆転に成功し勝ち。

このようにグラフが上下する「二転三転しての勝利」は藤井曲線とは言いません。厳しいものですね。

藤井曲線ができる理由

言わずもがな、藤井聡太先生がプロ棋士の中でも圧倒的に強いからです。

天才ぞろいのプロ棋士の中で、毎年のように8割以上の勝率を叩き出せる強さは本当に異次元。

この記事を書くために藤井聡太先生の対局の評価値グラフを数多く見ましたが、なんと藤井曲線の多いこと・・・

一度リードをつかむと本当に安定した勝ち方を見せます。それでいて、華やかさも兼ねそろえています。藤井曲線はこれからも将棋ファンを楽しませてくれることでしょう。

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