藤井聡太

藤井聡太はいま何冠?7冠、8冠はいつ達成される?【2023年4月更新】

将棋たのしもう!編集部

藤井聡太先生はいまタイトルをいくつ持っているの?

8つ全部のタイトルを独占するのは、最速でいつ?

こんな疑問が解決できる記事です。さっそく始めましょう!

H2前広告

藤井聡太はいま何冠?

藤井聡太先生は現在6冠です。(2023年4月1日時点)

以下のとおり、8大タイトルのうち6個を持っています

タイトル名保持者
竜王(りゅうおう)藤井聡太
名人(めいじん)渡辺明
王位(おうい)藤井聡太
叡王(えいおう)藤井聡太
王座(おうざ)永瀬拓矢
棋王(きおう)藤井聡太
王将(おうしょう)藤井聡太
棋聖(きせい)藤井聡太
タイトル保持者一覧(2023年4月1日現在)

8冠独占は、最速で2023年9月~10月ごろに達成する可能性があります。

8冠独占までに残っているタイトル

①名人

将棋界で最も伝統のあるタイトル「名人」は、まだ獲得していません。

しかし第81期A級順位戦で広瀬章人八段とのプレーオフを制し、名人戦7番勝負で渡辺明名人に挑戦することになりました

名人戦は2023年4月5日開幕。先に4勝すれば名人奪取、7冠となります

2016年10月のデビューから名人挑戦まで6年半。時間がかかった印象を持つ人もいるかもしれませんが、名人戦はどんなに強い棋士でも挑戦までは最速で丸5年かかる仕組みです。

くわしくは以下の記事を読んでください。

あわせて読みたい
将棋の名人戦、順位戦ってどんな棋戦?仕組みや見どころを解説!
将棋の名人戦、順位戦ってどんな棋戦?仕組みや見どころを解説!

②王座

日経新聞が主催する王座戦も、まだ獲得にいたっていません。
過去5年の成績は以下です。

結果負けた相手
2022ベスト16大橋貴洸六段
2021ベスト16深浦康市九段
20202次予選敗退大橋貴洸六段
2019ベスト16佐々木大地五段
2018ベスト4斎藤慎太郎七段
藤井聡太先生の王座戦成績(2018~2022年)

藤井先生の実績、実力を考えると意外な結果です。2回も藤井先生を倒している大橋貴洸先生もすごいです。(大橋先生は藤井先生とプロ入り同期)

8冠独占の可能性

将棋のタイトルは2017年から「叡王」が加わり、現在は8つになりました。

それを1人の棋士が独占するなんて考えられないことでしたが、2023年3月に藤井聡太竜王(5冠)が渡辺明棋王から棋王を奪取し6冠に。

いよいよ8冠独占が現実味を帯びてきています。前述のとおり、最速で2023年9月~10月ごろに8冠が達成されるかもしれません。

持つタイトルが増えると、対局相手は強豪で勢いのある棋士ばかりになります。またタイトル戦は地方での開催も多く、移動日も増えスケジュールは過酷さを増します

今年実現すれば27年ぶりの全冠独占

もし藤井聡太先生が最速で8冠を独占すれば、羽生善治九段の7冠独占(1996年2月14日)以来、約27年ぶりの快挙となります。(※当時は叡王がなく7大タイトル)

羽生先生の7冠独占を見たときに「もう二度とこんな人間は現れないだろう」と思ったものですが、藤井先生の活躍を見ると本当に驚きです。

試練を乗り越え、藤井聡太先生による前人未到の8冠独占が達成されるのか、今後も目が離せませんね。

記事おわり広告
ABOUT ME
将棋を楽しもう!編集部
将棋を楽しもう!編集部
将棋が大好きなライターたちが、将棋の魅力、楽しさを分かりやすくお届けします!
記事URLをコピーしました