観る将むけ

将棋の竜王戦ってどんな棋戦?仕組みや見どころを解説!

竜王戦ってどんなタイトル戦なんですか?藤井聡太先生のニュースで知って興味があります。

こんな疑問にお答えする記事です。

この記事では、プロの将棋を20年以上観ているぼくが、将棋界の8大タイトルの最高峰「竜王戦」について解説します。

記事を読めば、竜王戦の仕組みや見どころがよくわかるようになりますよ。

ぺんぎん

将棋界のことをよく知らない方でも読めるよ!ぜひ最後まで読んでね!

竜王戦の基本データ

まずは竜王戦の概要を紹介します。

名称竜王戦
主催読売新聞社
保持者藤井 聡太
対戦方式7番勝負
持ち時間:8時間(2日制)
予選方式ランキング戦
挑戦者決定トーナメント
優勝賞金4,400万円

竜王戦は、将棋界の8大タイトルの中で最高峰(序列1位)のタイトル戦と位置づけられています。

例年10~12月にタイトル保持者と挑戦者による7番勝負が行われ、先に4勝したほうが優勝となり、それから1年間「竜王」を名乗ることができます

挑戦者を決めるまでの戦いについて解説します。

まずは、「ランキング戦」と呼ばれるクラス別トーナメントが行われます。ランキング戦には1組から6組まであり、各クラスの成績優秀者11名で「挑戦者決定トーナメント」を行います。

「挑戦者決定トーナメント」を勝ち抜いた棋士が、その年の挑戦者となります。

竜王戦の優勝賞金は4,400万円。将棋界で最も賞金額の高いタイトル戦です。

ぺんぎん

8大タイトルで賞金が公表されているのも、竜王戦だけだよ!

竜王戦の見どころ

竜王戦は、将棋界最高峰のタイトル戦だけあって、予選から大きな盛り上がりを見せます。とくに「挑戦者決定トーナメント」は将棋界の夏の風物詩の1つとして定着しています。

そこから年末までは、将棋界は竜王戦一色になります。

竜王戦の主要な対局は、ABEMAで見られます。 ABEMAプレミアムなら、過去の名勝負やオリジナルの企画動画を好きなだけ見れます。観る将の方はぜひチェックしてみましょう!

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竜王戦の詳細がわかるサイト、SNS

竜王戦の詳細な情報は、主催者のWebサイトやSNSで見ることができますよ。ぜひ以下も参考にしてください!

竜王戦の少しマニアックな話

ここからは、知っていると少しだけ周りの人より竜王戦にくわしくなれる知識をお話します。

100年に一度の大勝負

2008年に行われた第21期竜王戦は、4連覇中の渡辺明竜王に、通算6期竜王を獲得している羽生善治名人が挑戦したシリーズ。

竜王戦では、連続5期または通算7期獲得すると、引退後に「永世竜王」を名乗る資格が得られます。スポーツでいう殿堂入りのようなものですね。

この第21期竜王戦の7番勝負は「シリーズに勝ったほうが、初代永世竜王になる」という奇跡的な舞台だったのです。

当時は「100年に一度の大勝負」と言われ、すさまじい盛り上がりでした。

結果は、なんと渡辺竜王が3連敗の後で4連勝し、大逆転防衛。将棋界の7番勝負で、片方が3連敗してから4連勝したのはこれが史上初。何もかもが伝説に残るシリーズでした。

竜王戦ドリーム

竜王戦は、ランキング戦と挑戦者決定トーナメントを勝ち抜けば、デビュー1年目の棋士でも挑戦できます

竜王とならぶビッグタイトルの「名人」は、制度上、挑戦までに最低でも5年以上かかるので、竜王戦は若手棋士にもチャンスが多い棋戦といえます。

実際に竜王戦での活躍をきっかけに一気にトップ棋士にかけあがった棋士も多く、そのさまは「竜王戦ドリーム」と言われます。

有名なのは藤井猛先生ですね。1998年の第11期竜王戦で、同学年の羽生善治先生の後ろをはるか遠くから追いかけてきた藤井先生が、挑戦者決定戦で羽生先生を破り挑戦者に。

勢いのまま、谷川浩司竜王に4連勝し一気にトップ棋士の仲間入りをしました。

まとめ

今回は、将棋界の8大タイトルの1つ「竜王戦」についてお話しました。将棋に興味を抱いたかたの参考になればうれしいです。

当サイトでは、将棋界の仕組みを解説する記事をいろいろと書いているので、ぜひほかの記事もチェックしてくださいね!

ABOUT ME
ぺんぎん
地方在住の将棋講師です。未就学児から80代まで、幅広い年代の方に将棋を指導してきた経験をもとに、初心者、級位者の棋力アップに役立つ情報をお届けします。