8大タイトル戦

将棋の8大タイトル戦の序列や永世称号の仕組みを解説

将棋の「タイトル戦」って何?いま、藤井聡太先生はどれくらいタイトルを持ってるの?将棋のことを知らない私でもわかるように教えてください!

こんな疑問にお答えする記事です。

この記事では、プロの将棋を20年以上観ているぼくが、将棋界の8大タイトル戦について解説します。

記事を読めば、タイトル戦の知識が身について、藤井聡太先生のニュースを、より深く理解できますよ!

ぺんぎん

将棋界のことをよく知らない方でも読めるよ!ぜひ最後まで読んでね!

将棋界の8大タイトル戦とは?

将棋のプロ棋士が参加する大会を棋戦(きせん)といいます。棋戦の中でも特に格式が高い8つの大会を「タイトル戦」とよびます。

タイトル戦で優勝すると、そのタイトルの名前で呼ばれるようになります。

たとえば、2021年11月に「竜王戦」で優勝した藤井聡太先生は、肩書が藤井聡太竜王(四冠)になりましたね。この「竜王」の部分がタイトルです。

2022年1月現在、将棋界には以下8つのタイトル戦があります。それぞれの保持者は以下のとおり。

タイトル名保持者
竜王藤井聡太
名人渡辺明
王位藤井聡太
王座永瀬拓矢
棋王渡辺明
叡王藤井聡太
王将渡辺明
棋聖藤井聡太
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2022年1月現在は、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖)、渡辺明名人(棋王、王将)、永瀬拓矢王座の3人でタイトルを分けあっています。

タイトル戦の序列(格付け)

8大タイトル戦の序列は以下です。

  1. 竜王(りゅうおう)
  2. 名人(めいじん)
  3. 王位(おうい)
  4. 王座(おうざ)
  5. 棋王(きおう)
  6. 叡王(えいおう)
  7. 王将(おうしょう)
  8. 棋聖(きせい)
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タイトルの名前をタップすれば、それぞれのタイトル戦の詳細記事にジャンプできるよ!

タイトル戦の序列は、契約金によて決まります。契約金とは、賞金や対局料など、日本将棋連盟に支払われる金額の総額です。

賞金や対局料が公表されているのは竜王戦のみ。優勝賞金は4,400万円です。

最も序列が高いタイトルは「竜王」です。しかし「名人」も江戸時代の家元制度に由来する伝統と格式のあるタイトルです。

とくに、プロ棋士の中では名人戦(順位戦)は特別という意識が強く、昭和末期に竜王戦が発足した時期には「名人よりも上のタイトル戦などありえない」と難色を示す有力棋士も多かったようです。

そのため、将棋界では「竜王と名人の2つが8大タイトルの中でも別格」という考え方がメジャーです。

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昔からの将棋ファンに「竜王戦が一番!」と言うと、あまりいい顔をされない可能性もあるので気をつけましょう。

8大タイトル戦の永世称号

同じタイトルを一定数獲得した棋士は、引退後もそのタイトルを名乗る資格を得ます。これを「永世称号」といいます。スポーツの世界の「殿堂入り」のようなものですね。

下表は、各タイトルの永世称号の名前と獲得条件をまとめたものです。

タイトル名永世称号名条件
竜王永世竜王連続5期か通算7期
名人永世名人通算5期
王位永世王位連続5期か通算10期
王座名誉王座連続5期か通算10期
棋王永世棋王連続5期
叡王規定なし
王将永世王将通算10期
棋聖永世棋聖通算5期
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永世名人は「十五世名人」のように数字で呼ばれるよ。これは江戸時代の家元制度から続く名人の仲間入りをしたってことなんだ!

羽生善治先生は、永世称号の規定がある7つのタイトルすべてで永世称号を獲得(いわゆる永世七冠)され、そられの功績を称えられて国民栄誉賞を受賞されました。

まとめ

今回は8大タイトル戦の序列についてお話しました。8大タイトル戦は将棋界の中でも、特に盛り上がる棋戦です。観る将(将棋を観て楽しむファン)の方ならば、ぜひチェックしておきましょう!

8大タイトル戦の主要な対局は、ABEMAで見られます。 ABEMAプレミアムなら、過去の名勝負やオリジナルの企画動画を好きなだけ見れます。観る将の方はぜひチェックしてみましょう!

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おわり。

ABOUT ME
ぺんぎん
地方在住の将棋講師です。未就学児から80代まで、幅広い年代の方に将棋を指導してきた経験をもとに、初心者、級位者の棋力アップに役立つ情報をお届けします。