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四間飛車のおすすめ本10冊を棋力別に紹介【将棋普及指導員が厳選】

この記事では、

級位者の人
四間飛車の基本的な戦いを知りたい!級位者でも読める本を教えてください!
有段者の人
居飛車穴熊にいつも泣かされています。有段者向けの高度なテクニックを身につけたい!

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 四間飛車のおすすめ本5冊【級位者向け】
  • 四間飛車のおすすめ本5冊【有段者向け】

本記事の執筆者

将棋を指すこと、観ることに関するさまざまな知識を、分かりやすくお届けします!

四間飛車のおすすめ本【級位者向け】

さっそく、ここからは級位者の人におすすめできる四間飛車の本をご紹介していきます!

きゃべ夫
将棋指導の現場で、私が使ってみた感想も盛り込んで紹介します。ぜひ読んで下さいね!

1冊目:『1手ずつ解説する四間飛車』1手1手の意味が分かる!

最初にご紹介する1冊は、『1手ずつ解説する四間飛車』です。

若手の振り飛車党である西田拓也五段が、序盤の駒組みから中終盤の戦い方までを丁寧に解説した本です。

おすすめポイント

普通の定跡書では書かれない細かなところまで、「何でそう指すの?」という疑問に丁寧に答えている点がおすすめです。

観る将から指す将になってみようかな、という方が最初に読む本としてもおすすめの1冊です。
きゃべ夫

2冊目:『四間飛車定跡コレクション404』次の1手形式で読みやすい

2冊目は、『四間飛車定跡コレクション404』です。

「定跡伝道師」の異名をとるほど、数多くの定跡書を送り出してきた所司和晴先生の著書です。

おすすめポイント

次の1手の問題集となっているので、普通の定跡書だと読めない・・・という方にも読みやすいのが特徴です。

急戦・左美濃・穴熊など主要な四間飛車対策を網羅しており、基本的な指し方を広く身につけることができますよ!
きゃべ夫

3冊目:『ホントに勝てる四間飛車』講義形式で読みやすい

3冊目は、『ホントに勝てる四間飛車』です。

本書は、将棋界きっての文筆家である先崎学先生が、四間飛車を指すコツを講義形式で解説した本です。

おすすめポイント

細かな定跡手順ではなく「こんなイメージで指すとうまくいく」というコツを説明しているのが特徴です。昔の本ですが、級位者の方には今でも十分役立つ内容です。

先崎先生の語り口が軽妙で、読み物としても楽しめる1冊です。
きゃべ夫

4冊目:『四間飛車を指しこなす本1』四間飛車本界の聖書

4冊目は、『四間飛車を指しこなす本1』です。

現代の四間飛車の大家・藤井猛先生の名著で、振り飛車党なら必ず手元に置いておきたい1冊です。

第1巻である『四間飛車を指しこなす本1』は、急戦に対する四間飛車の指し方を解説しています。

おすすめポイント

こちらも、次の1手形式で読みやすいです。四間飛車の指し方の基本である「相手の攻めに乗じて反撃する感覚」が身につきます。

最近は、アマチュアでも従来型の急戦は減っていますが、この本の内容はどんな形にも応用できる基礎なので、今でも役立ちますよ!
きゃべ夫

5冊目:『杉本流四間飛車の定跡』右四間対策に困るあなたに!

5冊目は、『杉本流四間飛車の定跡』です。

藤井聡太先生の師匠としても有名な杉本昌隆先生の著書で、右四間飛車や4五歩早仕掛け戦法など、「居飛車がゴリゴリ攻めてくる」形への対応を解説しています。

おすすめポイント

アマチュア(特に級位者)に熱狂的な支持を集めている「右四間飛車戦法」への対策がよく分かる1冊です。

右四間飛車を、四間飛車側からまとめた本はそこまで多くないので、級位者だけでなく、有段者でも重宝する1冊です。
きゃべ夫

四間飛車のおすすめ本【有段者向け】

ここからは、有段者が四間飛車でさらにステップアップするために役立つ本を紹介します。

1冊目:『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』四間飛車党も必読

最初にご紹介する1冊は、『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』です。

渡辺明先生のデビュー作。居飛車穴熊VS四間飛車の変化がとても分かりやすく解説されています。

おすすめポイント

渡辺先生らしい、深い変化まで切り込む濃密さ、解説の明確さがおすすめです。

居飛車党に向けて書かれていますが、四間飛車党も必ず読んでおいた方が良いバイブルです。
きゃべ夫

2冊目:『久保利明の四間飛車』さばきのアーティスト珠玉の名局集

2冊目は、『久保利明の四間飛車』です。

「さばきのアーティスト」と呼ばれ、現代将棋界を代表する棋士の1人である久保利明九段の実戦集です。

おすすめポイント

ノーマル四間飛車、藤井システム模様、角交換四間飛車と多種多様な四間飛車のさばきを体感できる点がおすすめです。

デビューから一貫して振り飛車にこだわって戦う久保先生の気迫を感じられる実戦集です。
きゃべ夫

3冊目:『現代後手四間飛車のすべて』四間飛車職人が送る専門書

3冊目は、『現代後手四間飛車のすべて』です。

現代の将棋界をノーマル四間飛車を主軸に戦う異色の棋士・井出隼平先生が届ける戦術書です。

おすすめポイント

エルモ囲い、耀龍四間飛車、振り飛車のミレニアムなど、ここ数年で現れた新しい指し方を一通り学ぶことができる点がおすすめです。

ネット将棋などで新しい戦法に対応できず苦しんでいる方に、特におすすめの1冊です。
きゃべ夫

4冊目:『四間飛車の逆襲』▲6六銀型を極めたい人に

4冊目は、『四間飛車の逆襲』です。

ノーマル四間飛車の使い手(最近はあまり指していませんが)、石井健太郎先生が対居飛車穴熊の戦術を解説した本です。

おすすめポイント

アマチュアにスペシャリストが多い▲6六銀型を中心に解説しており、攻めが大好きな人に特におすすめです。

手厚い相居飛車系の将棋も指しこなす石井先生ならではの独特の研究が見どころの1冊です。
きゃべ夫

5冊目:『藤井猛全局集』藤井ファンは必読の1冊

最後に紹介するのは、『藤井猛全局集』です。

現代四間飛車の基礎をつくったと言っても良い藤井猛先生の実戦集で、デビュー前から竜王獲得までの全棋譜が収録されています。

愛蔵版は600ページを超える大ボリュームです。

棋譜が多いがゆえに、第4部「棋譜編」の解説が無いのが残念ですが、将棋ソフトを活用して検討すれば、より理解が深まるでしょう。

おすすめポイント

自戦記パートでは、藤井先生の四間飛車にかける想いが詰まっています。現代の四間飛車の歴史をたどりながら、強くなれる1冊と言えるでしょう。

私も、毎日少しずつ並べています。いつ並べ終わることやら・・・
きゃべ夫

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まとめ:四間飛車にはロマンがある

今回は、四間飛車のおすすめ本を、級位者向け・有段者向けそれぞれご紹介しました。

四間飛車は、プロ・アマチュア問わず根強い人気を誇る戦法です。

それは、陣形の美しさと、カウンターを決めてかつ爽快さが織りなすロマンによるものでしょう。

この記事が、四間飛車を使って将棋の上達を目指す方のお役に立てば嬉しいです。

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