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嬉野流のおすすめ本3冊を紹介

将棋たのしもう!編集部

嬉野流という戦法をご存知でしょうか。

アマチュアの嬉野宏明さんが開発し、元奨励会三段の故・天野貴元さんが研究を加えた戦法です。

当初は奇襲戦法のイメージでしたが、徐々に人気が広まり、今では将棋ウォーズなどのネット将棋で普通に見るようになりました

さらに、2022年度には優れた発想、新たな発想の戦法に贈られる「升田幸三賞」も受賞しました。この記事では、そんな嬉野流を学べる本を発展形含めて3冊紹介します。

嬉野流のおすすめ本3選

①奇襲研究所(嬉野流編)

前述の天野さんが書いた本。これで嬉野流が広がりました。

嬉野流が広がり始めた初期に出たので、少し古い内容になっていますが、アマチュアの将棋なら全然問題なく使えます。

天野さんは、プロ入りは確実とも言われた天才でしたが三段リーグの壁を突破できず退会。

その後ほどなくして舌癌が発覚し、懸命に闘病しましたが30歳で亡くなりました。その生き方、考え方も本になっています。嬉野流を指すなら読んでおきたい1冊です。

②創始者直伝!新嬉野流

本家、嬉野宏明さんが書いた本です。最近ではアマチュア強豪の方が本を書くことも増えましたね

こちらは天野さんの本から6年後に出ており、色々と新しい工夫が追加されています。両方読めば理解が深まるでしょう。

③発展形;藤井聡太先生をあと一歩まで追い詰めた!新村田システム

嬉野流が角を引くのに対し、角道を保留するのが村田システム。王座戦挑戦者決定トーナメントで、藤井先生を中盤以降苦しい戦いに追い込んだ村田先生との1局をご記憶の方も多いのでは?

まとめ

今回は嬉野流のおすすめ本を紹介しました。

AIで研究してみんなが同じような将棋を指す時代だからこそ、嬉野流のように独創的な将棋に魅力を感じますよね

ぜひ本記事で紹介した本を読んでみてください。

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